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【momoco_vol.04】アートとお酒を愛する画家の真骨頂。

momoco

“TARRAGO”の本国公認アンバサダーとして活躍する、色をこよなく愛する画家・momocoのインタビュー第4弾!

前回に引き続き、今回もmomocoさんの“大好きなモノ”をフィーチャーし、その魅力に迫ります!

momocoさんの代表格の意外な行方や、嬉しいニュースも発表するのでお見逃しなく♪

momoco

momoco/桂川桃子

「色」をこよなく愛する画家。

大手アパレルブランドのファッションデザイナーとして10年活躍され、華々しく画家へ転身。

デザイナー時代に経験した色のバランスを活かした作品には、常に新しいトレンドや流行色を取り入れ進化し続けるアートを描き、国内外問わず、精力的にアートと向き合い発信を続けている。

2018年には、「Googleが選ぶ日本人アーティスト9人」に選ばれるなど、そのセンスと実力は世界を魅了している。


マリリン・モンローを描いた作品は今、意外な場所に…

—今までで一番やりがいのあった製作エピソードを教えてください。

「大阪のWBF新大阪スカイタワー(現アパホテル)のアートですね。

かなりの大きさだったし、最上階がすべて私のアートで、1年掛かりで製作したので思い出に残っています。高層ホテルなので夜景がすごく綺麗でした。」

—逆に、今までで一番大変だった製作エピソードを教えてください。

「そうめん専門店・そそそさんからの、おそうめんに絵を描いてほしいという依頼です。

食べ物にボンドを使いたくなかったので、全部お米のジェルでくっつけています。料理家の子に相談した時に、米ジェルというものがあると教えてくれて。

1つ大きいものを作ったんですけど、温度でおそうめんが曲がってきちゃって、実は今その修正を頼まれている最中です。折れちゃうし大変なんですよ。

でも発想がすごく面白くて、私もチャレンジしたいなっていう気持ちが強かったので、大変だったけど楽しかったです。」

そうめん専門店「そそそ」

東京都渋谷区恵比寿西1-4-1

—まさか本物のそうめんに描いているとは思わなかったです!

では、TARRAGOのスニーカーペイントを使った作品では、印象に残っているものはありますか?

 

「マリリン・モンローの絵をスニーカーに描いたんですけど、あの作品はインスタにアップしてから5分で売れました。自分用に作ったので、まさか売れると思わなくて。

あのスニーカーは今、高知県にある岩本寺(※)に実際に飾られています。本堂の天井に絵がいっぱい飾られていて、その中にマリリン・モンローの絵が飾られているんですよ。

日本のお寺なのに天井にマリリン・モンローがいるので、海外でもバズったみたいです。

購入された方が岩本寺に置いてほしいとのことで、そこに私のスニーカーを飾っていただいています。

 

あの絵はTARRAGOのスニーカーペイントじゃないと、あそこまでのクオリティで描けなかったです。

TARRAGOはすごく発色も良いし、なめらかだし、だからこそ、ああいう写実的なものもスニーカーに描けちゃうんだと思います。」

 

※岩本寺

高知県高岡郡四万十町にある真言宗智山派の寺院。四国八十八箇所霊場の第三十七番札所。本堂の天井が、マリリン・モンローを始めとする575枚の板絵に彩られていることでも有名。

—あのマリリン・モンローはインパクトがありましたよね。

momocoさんは女性の絵をよく描かれていますが、何か理由があるんですか?

 

「女性の絵は昔からずっと描いています。男性も描くんですけど、女性の方が圧倒的に多いです。

美しいものを描こうと思うと女性が対象になります。男性のようにゴツゴツしているよりは、なめらかな女性の方が描いていて楽しいので、女性の絵の方が多いかもしれないです。

今後描いてみたい女性は、海で元気よく過ごしているような、リゾート感のある絵が描きたいです。海のない県で育っているので海にめちゃめちゃ憧れがあって。

沖縄にも普通に遊びに行きたい。海の絵を描いたら、沖縄からオファーが来ないかな(笑)。

 

男性の絵といえば、海外の有名人を描いてインスタにアップしたら、そのご本人から連絡が来たことがありました。あれはビックリしました!すごく好きな俳優さんなので本当に嬉しかったです。」


“お酒大好き画家”の真骨頂

—momocoさんといえばリップマークをよく描かれていますが、あの印象的なリップマークは、いつ頃から描かれているんですか?

 

「10年くらい前に、渋谷にあるバーからコースターのデザインをしてほしいという依頼があったんです。ドリンクを飲む場所なので、口がモチーフになるのかなと思って。

あと、女性にたくさん来てほしいコンセプトのバーだったので、女性ってリップマーク好きじゃないですか。なので、描こうと思いました。

アメリカンイーグルさんのイベントでもリップマークは好評でした。デニムに赤のリップがすごく映えました。」

—momocoさんのアートは、カフェやバーに飾ってあっても違和感がないですよね。

 

「私自身がご飯やお酒が大好きなので、食に関係する絵が多いかもしれないですね。

自宅にもカラフルなパイナップルのアートを飾っています。画家になって最初に描いた絵でもあるし、初めての個展で飾ったりもした思い入れのあるアートです。」

—めちゃめちゃ飲んで食べるのに、なんでそんなに細いんですか!?

 

「細くないですよ!運動はハシゴ酒で歩いているくらいなので(笑)。

一時期ジムに通っていたんですけど、ハシゴ酒をしている方が痩せるので、あんまり意味がないと思って辞めました(笑)。

お昼から朝まで飲み続けるので、余裕で10軒くらいはハシゴしますからね。

飲まない日はないです。でも、めちゃめちゃ身体は健康なんですよ。健康診断はずっとA評価です!」

—そんな“お酒大好き画家”のmomocoさんにとっても嬉しいニュースが…!

 

「11月に発売される“MOMO”というお酒を飲む時にピッタリのサプリメントのパッケージデザインを手がけました。

モリンガというスーパーフードを100%使ったサプリメントで、美容にも良いです。

女性がお酒を飲む時に、バッグに男臭いサプリメントが入っていたら嫌じゃないですか(笑)。

なので、バッグに入っていても可愛いデザインに仕上げました。コンビニとかでも売られる予定なので、ぜひ!」

琉球モリンガ【MOMO】

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“大好きなモノ”を追求し、アートに変えて世界に発信を続けるmomocoさん。

今後も、さらなる活躍とお酒トークから目が離せません!!

 

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スニーカーに色を塗ったり、絵を描いて好みのデザインに仕上げたり、キズや色あせ部分を補色したりすることができます。

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【momoco_vol.03】色をこよなく愛する画家の大好きなモノすべて。

momoco

 

“TARRAGO”の本国公認アンバサダーとして活躍する、色をこよなく愛する画家・momocoのインタビュー第3弾!

今回も、momocoさんと同世代の女性筆者がインタビュアーとなり、画家としての華々しい真髄に迫るはずが…、なぜか恋愛&お酒トークになってしまった楽しい雰囲気をそのままお届けいたします!

momoco

momoco/桂川桃子

「色」をこよなく愛する画家。

大手アパレルブランドのファッションデザイナーとして10年活躍され、華々しく画家へ転身。

デザイナー時代に経験した色のバランスを活かした作品には、常に新しいトレンドや流行色を取り入れ進化し続けるアートを描き、国内外問わず、精力的にアートと向き合い発信を続けている。

2018年には、「Googleが選ぶ日本人アーティスト9人」に選ばれるなど、そのセンスと実力は世界を魅了している。


 

好きだと思ったら、すぐ行動!

—実は筆者、先日momocoさんが壁画を手掛けられた名古屋にあるおでん屋さん(東京おでんラブストーリー)に行ってきました!

店内一面にmomocoさんのアートが描かれていましたが、あのアートは完成までにどれくらいの時間をかけられたんですか?

東京おでんラブストーリー錦三丁目 壁にはmomocoさんのサインが!

東京おでんラブストーリー錦三丁目にて。壁にはmomocoさんのサインが!

東京おでんラブストーリー 錦三丁目

愛知県名古屋市中区錦3-17-19  EXIT NISHIKI south B1F

「あの規模の絵を初めて描いた時は6時間くらいかかったんですけど、描いているうちにどんどん時間が早まって、今は4メートルの規模でも15分くらいで描けます。

ローラーだと柄の部分があるので、結構高い場所まで描けるんですよ。

ローラーの技術は、ローラー1本で描く“さとうたけし”さんという画家の方がいて、1年くらいさとうさんのアシスタントをして技術を学ばせてもらいました。」

—やはり、プロの方から学ばれると違うんですね。

技術もそうですが、画材道具を選ぶポイントもあるんですか?

「なるべく環境に優しい物を使って描くようにしていて、壁画の時は“ピュアペイント”というすべてオーガニックの素材で出来ている、口に入っても大丈夫な絵具を使っています。

壁の塗料として使われているもので、3年間は空気を綺麗にしてくれるという絵具です。

最近、ルーブル美術館もそれに塗り替えているそうですよ。

壁画で使うローラーは、大阪の山喜さんという企業から提供してもらっています。」

—デザインはどういうシーンで考えることが多いんですか?

「デザインを考える時は、だいたい喫茶店に行きます。

デザインを考える時にお酒は一切飲まないです(笑)。お酒を飲む時はお酒に集中しちゃうし、お酒の場で仕事の話はしないので。

よく音楽を聴いたりしますね。ジャズが好きです。大好きすぎて、学生の頃はジャズ喫茶でバイトしていました。

好きな場所に行くと、それが好きな人が集まるじゃないですか。そうすると交流が広がるので、好きだと思ったらすぐ行動しちゃいます。」


不細工で、可愛いものが大好き。

—行動力もmomocoさんの魅力ですよね。最近、美術館とか行かれましたか?

「イッタラ展に行きました。ガラス作品が大好きなんです。

最近見た中で印象に残っているアートだと、色鉛筆で絵を描くアーティストがいて、すごく写実的に素晴らしいので感動しました。その方に憧れて色鉛筆を買ったんですけど、難しくてあんまり上手く描けないですね(笑)。」

—アート以外で、心が揺れ動くものはありますか?

「大嶺かすみさんというぬいぐるみ作家さんの作品がすごく可愛くて大好きなんです。

ちょっと変わった不細工なぬいぐるみを作られている方なんですけど、愛嬌のあるキャラクターが大好きで。

ZIZONE(ジーゾーン)という韓国のキャラクターも不細工で可愛いんですよね。そういうのを見て癒されています。」

画像引用元:https://www.haconiwa-mag.com/creator/2021/11/oominekasumi/ 【WHO’S HOT?】ぬいぐるみ作家/大嶺かすみさん

画像引用元:https://www.haconiwa-mag.com/creator/2021/11/oominekasumi/ 【WHO’S HOT?】ぬいぐるみ作家/大嶺かすみさん

—キャラクターがお好きなのは意外でした!でも、たしかにカラフルなデザインがポップアートのようでmomocoさんっぽいですね。

momocoさんはポップアート以外では、他にはどんなアートがお好きなんですか?

「伊藤若冲(いとう じゃくちゅう)とかも好きです。すごく綺麗な色彩で描かれる昔の画家です。

江戸時代なのに海の中の景色を描いたり、象の絵を描いたり。その時代に海外に行かないと分からないような絵を描いていて、どこまでが想像なのか分からない不思議な絵を描かれている方です。

鳥を描かせたら右に出る者はいないと言われているくらい鳥を描くのがすごく上手。バランス感覚とかが勉強になりますね。」


頭が良い、浮気者…、それを全部まとめるとタコっぽい人だった。

—ご自身が思うmomocoさんの作品の魅力はどこだと思いますか?

「カラフルな色使いと、環境に合わせていく姿勢ですかね。

今だとSDGsとか、もともとそういうものには興味があったので、今後もどんどんやっていきたいと思っています。」

—サステナブルもいち早く取り入れていましたよね。

では、ファンの皆さんはmomocoさんの作品のどこに惹かれていると思いますか?

「『見ていて元気になる』と言ってもらえることが多いです。

シュールな絵を描くことが多いんですけど、そういうところに共感してくれているのかなと思います。男女の裏表を描いたり…。」

—あ、男女といえば、私もmomocoさんの作品でシュールな表現をされているものが大好きです。避妊具が描かれているものとか。

「あの作品は私もすごく好きですね。

他には、“私の彼氏はタコだった”という作品がやっぱり人気です。自分でも好きな作品だし、好きと言ってもらえることも多いです。

あのアートには色々な意味合いがあって…。タコ自体が、実は頭がめちゃめちゃ良いことが最近の科学で分かってきたらしくて、足が8本のうち1本が生殖器だったり、脳みそが何個もあったり。

過去にお付き合いした中でそういう人もいたなって。頭が良いとか、浮気者とか…、それを全部まとめるとタコっぽい人だったなと。」

—男性をタコに例えるのって珍しいですよね。猫っぽいとか、熊っぽいはよく聞きますけど。

ちなみに、momocoさんはどんな男性がタイプなんですか?

 

「真面目な遊び人が好きです。見た目が真面目なんだけど、裏でめちゃめちゃ遊んでいるみたいな人に惹かれちゃうんです。うまくいかないパターンですよね(笑)。

見た目は、俳優の豊川悦治さんが大好きです。背が高くて渋い人が好みです。」

—トヨエツは、イメージ通りです!(笑)


 

momocoさんの“大好き”が見えてきましたが、今回はここまで。

次回は、スニーカーペイントで描いたあの作品の意外な行方や、momocoさんからの嬉しいニュースまで飛び出します!

スニーカーズケア公式サイト」をブックマークして更新されるのを楽しみに待っていてくださいね♪

 

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【momoco_vol.02】先生とTARRAGOとの出会いで変わったアート人生

momoco

 

TARRAGOオフィシャルアンバサダー・momoco

TARRAGO【スニーカーペイント】を独自のパフォーマンスで使いこなす日本人アンバサダー達のさらなる魅力を探るため、「Sneakerscare」公式サイトが直撃インタビューを遂行するこの企画!

 

前回に引き続き、今回もmomocoさんと同世代である筆者との“女子トーク”の雰囲気そのままに(?)、世界で活躍する女性ペイントアーティストの魅力をたっぷりお届けします。

momoco

momoco/桂川桃子

「色」をこよなく愛する画家。

大手アパレルブランドのファッションデザイナーとして10年活躍され、華々しく画家へ転身。

デザイナー時代に経験した色のバランスを活かした作品には、常に新しいトレンドや流行色を取り入れ進化し続けるアートを描き、国内外問わず、精力的にアートと向き合い発信を続けている。

2018年には、「Googleが選ぶ日本人アーティスト9人」に選ばれるなど、そのセンスと実力は世界を魅了している。


 

ある大先生のおかげで、絵を諦めたらいけないなと思えました。

 

—影響を受けた画家は誰ですか?

「1人はサルバドール・ダリ、もう1人がパブロ・ピカソです。

この2人の共通点は、生きているうちに売れているアーティストというところです。戦略的な生き方が好きで。

やっぱり稼ぐことによって、やりたいことをずっとやり続けられる。それってすごく大事なことだと思うんです。描きたい絵を描くためには、売れないと続けることができないですもん。

あとは、私が売れた方がその絵の価値が上がるので、私の絵を好きで買ってくれた人達のためでもあります。

買ってくれた人達の感想や反応も知りたい。だから、ライブペイントが好きなんですよね。

直にお客様の気持ちが伝わるし、私は人がすごく好きなので、言葉のキャッチボールをしながら、満足していただける物を私が作れたらいいなと、いつも思っています。

 

ダリは絵だけでなく、家具や香水もデザインしているんです。そういう面もすごく憧れています。

私はファッションも好きだし、アートだけの縛りではなくて、それこそTARRAGOのスニーカーペイントを使って靴に絵を描くのも好きですし。

ピカソはすごくモテる人だったらしくて。浮気がバレて、本命の奥さんが泣いちゃった時に、泣いている絵を描いてその場で渡したというエピソードがあって。それで、泣いている絵が多いらしいです。

喧嘩するのではなくて、アートで仲直りするというのが面白いからすごく好きなんですよね。」

—私はそんな男性は嫌だなぁ(笑)。偉人以外で、身近な人の存在も影響されましたか?

「ファッションの専門学校にいたおじいちゃん先生。

その先生の授業で、私ずっと寝てたんですよ。でもある時、絵を描く授業で私の絵を褒めてくれたんです。しかも、その時に褒めてくれたのは絵ではなくて私のパレット。パレットの色彩がすごく綺麗だと褒めてくれて。

パレットは洗っていなかったから汚いはずなのに、先生いわく、色の配色がすごく綺麗だったらしくて。

20種類の色見本が並んでいて、『この色を作るには、何色と何色を混ぜたらいいか』という授業だった。

自分で言うのも何ですが、私めちゃめちゃ得意なんです。1時間かけてやる授業を15分で終わらせてしまったので、暇になって寝てたんです。その時にパレットを見られて『めちゃめちゃ綺麗だな』と。

 

そのおじいちゃん先生とは色々な出会いがそこからスタートするんですけど、その先生が『君は絵が好きだからコンクールに応募した方が良い』とアドバイスをしてくれて、それがきっかけでファッションの学校に通いながら、また絵を描き始めたんです。

あとから知ったんですけど、その先生は日本で有数の画家・山村國晶先生だった。今でも現役で活躍されているめちゃめちゃ有名な画家さんで、しかも、そのコンクールの審査員だったんですよ。

美大の学生達が応募するコンクールで、私がなぜか入選して。もしかしたら、先生が一票入れてくれたのかな(笑)。

その先生のおかげで、絵を諦めたらいけないなと思えました。」

—TARRAGOつながりで、同じくアンバサダーのcozy.westさんが絶対色彩を持っていて、「これとこれを合わせたら何色になる」という仕組みが瞬時に分かるそうです。

「それ、私もです!絵を描いているか、描いていないかの違いだと思います。

壁画でも塗る時に絵具を混ぜるんですけど、塗料自体、色数がすごく少ないので、毎回混ぜて自分の好きな色を作っています。

 

私、実は小指の長さが全然違うんですよ。利き手の右が5mmくらい短いんです。小指以外も筆を持ちすぎて変形していて。

これ、成長期にずっと絵を描いていたから潰れてしまって。それくらいずっと絵を描いていました。」


 

TARRAGOのスニーカーペイントと出逢い、アートの幅が広がりました。

 

そんなmomocoさんとTARRAGOの出逢いは、2018年まで遡ります。

どのようにして、TARRAGOのスニーカーペイントを知っていただいたんですか?

「靴に絵を描いてくれないかと依頼がありました。だけど、普通の絵具で描いても絶対落ちてしまうし、もともとアパレルをやっていたのでクレームになることがすごく嫌だったんです。

『すごく気に入っていたのに落ちてしまった』と言われたら、自分も描いていて辛いので、靴に描ける絵具を色んな人に聞いたりしてずっと探していました。

そこで、靴職人の方から『良い絵具があるよ』と教えてもらって。

 

初めて使った時は感動でしたね。伸びがすごく良くて、なんて滑らかなんだろうと。どの絵具よりもTARRAGOのスニーカーペイントは乾くのが速くて、伸びが良いと思います。

他のメーカーの塗料も使ったことありますけど、お世辞じゃなく、TARRAGOが断トツですごいと思います。

発色もすごく良い。黒地の上に他の色で描こうとしても色が上手く乗らないんですよ。なのに、TARRAGOは一発でバシッと決まる。2度塗りしなくてもいいくらいに発色が良い。時短にもなるので、すごく気に入っています。」

—スニーカーの依頼も徐々に増え始めたとか?

「2019年に開催された“Oh!巴里祭”に招かれた際、カスタマイズレザースニーカーのオーダーも承りました。

それがきっかけで、TARRAGOのスニーカーペイントで色々なものを描かせてもらって、アートの幅が広がりました。」

「その後、TARRAGOと共同で参加した“ブーツフェスティバル”では、バイク(ハーレー・ダビッドソン)に描いてほしいと依頼があり。

バイクに描かせていただいたお客様は、ずっとリピートで依頼してくれています。描き直すわけでなく、タトゥーのようにどんどん柄が増えていっている状態で。

数台並んでいると自分のバイクがどれか分からなくなっちゃうけど、絵が描いてあると分かりやすくて、より愛着も沸くって仰ってました。

ハーレーに描くなんて…、最初はすごく緊張しました。お客様の見た目もすごくワイルドなので(笑)。ブーツフェスではドキドキしながら描いていました。」

 


 

わざとTARRAGOで描いたレザーを手でグシャッと!

 

—様々な物をキャンバスにしているmomocoさんだからこそ聞きたいのですが、TARRAGOのスニーカーペイントは、絵画用の絵具と何が違うんですか?

「まず、色数がTARRAGOの方が多いです。私は色を混ぜて作るのが好きなので、24色セットしか買わないというのもありますが。TARRAGOは何色もあるので、色を選ぶのが楽です。

使い心地も、TARRAGOの方が滑らかです。絵画用は水と混ぜて描くんですけど、TARRAGOは水と混ぜなくても滑らかでそのまま描けるのがすごく良いです。

Louis Vuittonの革に描いた時もすごく緊張したんですけど、レザーとの相性が抜群に良いですよね。

私、お客様にもお見せするんですけど、わざとTARRAGOで描いたレザーを手でグシャッと丸めるんですよ。それでもTARRAGOはひび割れしない。キックバックで付いてきてくれるというか。

他のメーカーのものだとひび割れしてしまうので、そこもまったく違うところです。」

—本当にその通りですよね。素人の私でも、それを実感できるくらいに使いやすいですが、プロならではの使い方があれば教えてほしいです!

「塗り方のポイントは、薄い色から塗り始めて、最後に暗い色で締めると上手に塗ることができます。

TARRAGOは少量ですごく伸びるので、厚塗りせずに薄く伸ばしてください。少量で済むので、私は容器に出さずに蓋の裏についた塗料をそのまま使っています。

 

色を作る時は、大きな括りの色を2色混ぜて、そのあと微調節していくとやりやすいと思います。

例えば、紫色を作りたい時は赤と青を混ぜるじゃないですか。まず、その紫を作って、そこから薄い紫なのか濃い紫なのかによって混ぜる量が変わってきます。薄い紫であれば白だし、濃い紫であれば黒を入れるのか青を足すのか。

よくあるのが、混ぜていくとどんどん量が増えていくこと。あれはすごく勿体ないので、容器に数滴だけ垂らして、ちょっとずつ少量を混ぜることから始めるといいです。」


 

今季注目のカラーは…

 

—色をこよなく愛するmomocoさんから、こんな耳寄り情報が…。

「今年の秋冬はベリー系の色が流行るらしいですよ。スニーカーにワンポイントで入れるのも面白いかと思います。私はベリー系のコートが欲しいなぁ。」

—さすが、トレンドカラーの情報もすぐさまキャッチしてアートに活かされているんですね!

momocoさんにオーダーされる際は、流行りのファッションを相談しても楽しいかもしれませんね。

PANTONE® 17-3938 Very Peri

ベリーカラーのスニーカー

 

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【世界でも活躍】色をこよなく愛する画家・momocoに魅了される理由

【momoco_vol.01】色と人を愛するペイントアーティストが、世界に羽ばたくまで

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TARRAGOオフィシャルアンバサダーの素顔を読み解く新企画の第2弾!

スペイン・TARRAGO(タラゴ)社が製造・販売を手掛ける“TARRAGO”の【スニーカーペイント】を独自のパフォーマンスで使いこなす2名の日本人アーティストが、本国公認アンバサダーとして活躍しています。

 

そのうちの1人であるmomocoさんは、「色をこよなく愛する画家」として知られる通り、鮮やかな色彩を巧みに操るペイントアーティスト。

スニーカーペイントに限らず、ライブペインターとして高さ10メートルの壁に描く巨大アートや、フリージア 80,000 本を使った花絵のデザインを手掛けるなど幅広い分野で精力的に活動されています。

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momoco/桂川桃子

「色」をこよなく愛する画家。

大手アパレルブランドのファッションデザイナーとして10年活躍され、華々しく画家へ転身。

デザイナー時代に経験した色のバランスを活かした作品には、常に新しいトレンドや流行色を取り入れ進化し続けるアートを描き、国内外問わず、精力的にアートと向き合い発信を続けている。

2018年には、「Googleが選ぶ日本人アーティスト9人」に選ばれるなど、そのセンスと実力は世界を魅了している。

そんなmomocoさんのさらなる魅力を探るため、「Sneakerscare」公式サイトが直撃インタビューを遂行!

momocoさんと同世代である筆者との“女子トーク”は優に1時間を超える盛り上がりでした。

今回は、そんな模様をたっぷりとお見せして、momocoさんの魅力をお届けします。


 

好きなものって、愛があるから描きたくなるんですよね。

momocoさんには、我が家のウサギのバースデーアートを描いていただきました。その節はありがとうございました!

「こちらこそありがとうございました!ウサギさんめちゃくちゃ可愛いですよね。本当に羨ましいなぁって思いました。

私も動物が大好きで、昔パグを飼っていました。また飼いたいんですけど、賃貸的に飼えなくて…。

絵のプレゼントは、普段からたくさんしています。大好きな人の絵はほとんど描いています。

お誕生日だったり、引っ越しで会えなくなってしまうタイミングだったり。忘れてほしくないので絵を渡します。

好きな人って描きたくなるんですよね。ウサギちゃんも可愛いから描いていてすごく楽しかったですし、好きなものって愛があるから描きたくなるんですよね。」

—アートを語る言葉のひとつひとつに愛が溢れるmomocoさん。ズバリ、なぜそんなに色を愛しているのですか?

「カラフルなものがもともとすごく好きで、色から出るエネルギーがありますよね。そういうエネルギーを目で見て元気になって、見ているだけで晴れやかな気持ちになってほしいという想いでカラフルなアートを描くようにしています。

モノトーンな作品も描いていた時はありますけど、やっぱりカラフルな方が元気になってくれるような気がしたし、私も描いていて楽しいので、今はカラフルな絵を描くことの方が多いですね。」

—私の中でmomocoさんのイメージはビビッドな赤色なんですが、実際は何色が一番お好きですか?

「赤が好きそうってよく言われますが、一番好きな色はターコイズブルー。誕生石がターコイズなので。心を落ち着かせてくれる効果もあるので好きですね。でも、お部屋はシンプルに白いです(笑)」


 

母に褒めてもらいたくて、ずっと絵を描いていました。

—momocoさんはもともと10年間ファッションデザイナーとして活躍され、その後は画家へと転身されていますが、絵はいつ頃から描き始めたんですか?

「小さい時からカラフルな絵を描いていました。ファッションも小学生の時から大好きで、その頃から服装もビビッドなものが多かったです。

もともとは絵の方が好きだったんですけど、親に『絵ではご飯を食べていけない』『絵をお仕事にするのは難しいんじゃないか』と反対されて。

子供の頃は、親の意見を聞いちゃうじゃないですか。なので、気付いたら画家ではなくて、ファッションの道に進んでいました。

でもずっと絵を諦められなくて、高校生の時に自分でありとあらゆる絵のコンクールに送ったんです。

それでグランプリを2年連続で取ったら、ファッションの専門学校から特別特待生ということで来てほしいと言われて、そのままファッションの道にどんどん進んでいきました。

本当は美大に行きたかったんですけど、金銭面とかも含めて、画家への道は遠のいちゃいました。

 

デザイナーになってからはデザイン画を描くのがすごく好きでした。アートと近いものがあるんですよ。

でも現実は、パターンを勉強したり、お洋服の世界は難しいから、すごく悩みながら10年間ファッションの世界で頑張ったけど、やっぱり画家が諦められなくて。

なので、お仕事終わりにライブペイントをして地道に活動を続けていました。」

—ファッションと画家、好きなことを2つもお仕事として叶えるのはすごいことですよ。

そこまで絵が好きになったきっかけは何かあるんですか?

「小さい頃から、時間があればひたすら絵を描いていました。自分で想像した女の子の絵や、お洋服のデザインを描いていました。

好きになったきっかけは、保育園の時に母の似顔絵を描いたんです。今思えばすごく下手なんですけど、母がそれを見てすごく喜んでくれて。

普段、うちの母ってあんまり褒めてくれないんですよ。それが私を褒めてくれた最初で最後かも。

母に褒めてもらいたくて、ずっと絵を描いていましたね。

今も、絵では一切褒めてくれないです。ちょっとしたことでは絶対に褒めない、かなり厳しい人。すごく優しいのに褒めない。だから逆に頑張りたいって思えて。今思えば、戦略だったのかもしれないですね(笑)。

 

母も絵が好きです。近代日本画の横山大観さんの絵がすごく好きで、よく美術館に連れて行ってもらいました。

母は、大先生のカバン持ちをしているような書道家だったんです。でも、子供ができたことで夢を諦めてしまった。

なので、私がアートで食べていくのは難しいと反対したんでしょうね。難しいことを知っていたから、娘にやらせたくなかったんだと思います。」

—そんな厳しいお母様に育てられたから、momocoさんのような素敵な女性になったんでしょうね。

画家として成功されて、お母様も喜ばれてるんじゃないですか?

「何も言ってくれないから分からないです(笑)。いまだにスパルタが続いているので。

色んな方のアートを自宅に飾っているのに、私の絵を飾っているのは見たことがないです。おかしいですよね(笑)。

私のアートで、タバコを吸っている女性をよく描くんですけど、母をイメージしています。すごいヘビースモーカーなんです。私は意外ってよく言われるけど、一切吸わないです。

母がかなりのヘビースモーカーだったので、私は吸わない方がいいなと思いました。

子供の頃、私が飲んでいたオレンジジュースを灰皿にされて(笑)。それを飲んでしまって、オエッ!て。

すごく元気でパワフルな人。冬でも半袖着てるんですよ。

 

ちなみに、2歳下の妹がいるんですけど、私よりもアートが上手くて(笑)。大きな壁画作品の時は、手伝ってくれています。

妹は元消防士で筋肉ムキムキ。なんでもできる子なんです。絵も描けるし、火も消せるし。今は2人の子供を育てるお母さんです。」

—恐るべし桂川家!


 

アートにエロスとリアリティを。

-momocoさんはかっこいい女性を描くことが多いですよね。

「自分自身がかっこいい女性に憧れているので、可愛いよりも、かっこいい女性が好きです。

女性を描く時は何かを見ながら描くこともあるんですけど、だいたいは想像です。」

—ヒール姿の下半身の女性を描かれたアートが大好きで。華奢じゃない足が、リアルでエロくて好きです(笑)。

あえてスタイル良く描いていないのが、すごく好きなんですよね。

「ありがとうございます!女性に好きって言われるのは本当に嬉しいです。

アートにエロスとリアリティを取り入れることが好きなんです。気付く人だけが気付く遊び心がある要素を入れたり。

あの絵はウクライナの戦争のニュースを観て感化されて、『人種とか関係ないよ』ということを伝えたくて。ヒールが折れているんですけど、一生懸命立っている。

あえて足だけ描いているのがポイントで、顔は見てくれたみんなの想像次第。メッセージ性のあるアートが好きですね。」


 

筆箱の中から消しゴムを捨てた。

—お母様の似顔絵がきっかけで絵が好きになられたとのことですが、それ以外で記憶に残っている作品はありますか?

「小学校1年生の時に描いた巨大な黄色花の絵で、人生初めての賞を取りました。

『頭の中にある想像上のお花を描きなさい』という課題で佳作に選んでいただいて、すごく嬉しかったことを覚えています。」

—女性って妄想好きですよね。momocoさんの想像力の源は、どこから来ていると思いますか?

「私も妄想好きです。田舎育ちで周りに何もなかったので、想像ばかりしていました。

そういう経験も、今の製作活動に活かされていると思います。何もない環境が、イメージのぶつけ先だったんじゃないかな。

無いからこそ想像する。想像して、うまく描けないから何度もチャレンジする。

 

すぐ頭にイメージが湧くんです。なので、それをあとは形にするだけ。

配色は描きながら作っていくことが多いです。たまたま、この色とこの色を混ぜ合わせたらすごく綺麗な色になったっていうような偶然を大事にしているので。

想像していたことと違うことが起きるんですけど、その偶然を大事にしていると、いつもよりも上手く描けることもあります。」

—私は妄想のぶつけ先がないので頭の中で萎んでいくだけですが、momocoさんはアートで表現する。

どうしたら、そんな才能が芽生えるんですか?

「絵を上手く描ける方法はないかとずっと考えていたんですよ。

それで行き着いたのが、“筆箱の中から消しゴムを捨てる”だったんです。消しゴムがあるから間違えちゃう。だから、そもそも消しゴムを無くせば上手く描けるんじゃないかなと思ったんです。

結果、めちゃめちゃ上手くなりましたよ!一番良い方法だと思います。

失敗した部分を失敗したと思わせないようにごまかすのもポイントです。例えば、顔のラインが大きくなっちゃったら髪の毛のように持っていくとか。

アレンジしていくうちに、どんどん一線一線が上手く描けるようになってくるんですよね。

 

失敗はしょっちゅうあります。でも、この“消しゴムを捨てる”というのが活かされていて、失敗してもアレンジ能力を活かしています。

過去に、ライブで持っていかないといけない絵具を忘れちゃったことがあって、それをごまかすようなアートに変えました。

ライブではキャンバスが落ちてきちゃったり、失敗ばかり。でも、そういうハプニングをうまく利用して描いています。」

—ライブではお客様の目の前でパフォーマンスをするから失敗が許されないですもんね。

でも、momocoさんは常に凛としているので、本番でも平然としているイメージです。

「私、めちゃめちゃ緊張するんですよ。“どうして、こんな髪の毛が抜けるほどのストレスを抱えて絵を描いているんだろう!”と思ったり(笑)。

でも、プレッシャーを楽しむタイプかも。ドMなんでしょうね(笑)。

なんで自分をこんなに追い込んでいるんだろうと思いながら、いつも描いています。だから、緊張をほぐすために裏ではお酒をガーって飲んでいます(笑)。」

—“お酒大好き画家”の起源はそんなところに!


 

次回、momocoさんが画家を志すきっかけとなったある人物との運命的な出会いとは…?

【momoco_vol.02】をお楽しみに!

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