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【要チェック!】スニーカーケアを成功させる3つのポイント!

スニーカーケア成功の秘訣   sneakerscare.jp

2022/9/7 記事を更新しました。

皆さんは、自分が履いているスニーカーについてどこまで把握できていますか?

・素材に何が使われているのか?

・どのような構造なのか?

・キズや汚れはないか?

 

なぜそのような質問をいきなりしたのかというと、今回こちらでお話するのは「スニーカーケアを始める前に必ずチェックした方がいいポイント」というものが存在するからなのです!

 

スニーカーのお手入れで思い出すのが、子供の頃、毎週土曜日になると母が運動靴をタワシでゴシゴシ洗っている姿。

当然、子供の頃は靴のお手入れに関する知識は皆無なので、「面白そう!やりたい!」とお手伝いのふりをして、アワアワになっていく靴を見て楽しんでいた記憶があります。

真っ白なスニーカーが黄ばんだら漂白剤の中にぶち込む光景も懐かしいです。

スニーカーケア ブラシはNG   sneakerscare.jp

今思うと、「う、嘘だろ…?」となってしまいますが、スニーカーのお手入れは革靴のように基本があるわけでもなければ、そこまで慎重に考えている人が少ないので仕方ないことかもしれません。

スニーカーデザインは多種多彩!

しかも、スニーカーと思い浮かべて、どんなデザインのものを思い浮かべましたか?

真っ白なNIKEの エアフォース1が頭に浮かぶ人もいれば、NIKEでもエアマックスの人もいるかもしれません。adidasCONVERSEの人もいますよね。

それほどスニーカーはデザインが豊富で、素材や仕上げ方によってお手入れ方法も変わってきてしまうのです。

それも〝スニーカーケア〟が大多数に根付かない理由なのかもしれませんね。

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チェック項目1.素材は何を使われているか

お手入れしたいスニーカーが、どんな素材なのかをチェックしましょう。

 

銀面がなめらかなスムースレザーであれば、レザースニーカー専用のお手入れ用品を使用するか、ビジネスシューズのような革靴とほぼ同じお手入れ方法で大丈夫です。

と言っても、普段、革靴のお手入れをしない人には謎だらけと思いますので、ここで、基本的なお手入れをご紹介します!

スニーカーケア sneakerscare.jp

スムースレザーのみで構造されたスニーカー

レザースニーカー専用のお手入れ用品を使用しない場合は、こんな流れでお手入れをします。

 

1.馬毛などのやわらかいブラシでスニーカー表面のホコリを払います。

2.スムースレザーに使用できるクリーナーで汚れを落とします。

3.スムースレザーに使用できる靴クリームで保湿と保革をします。

4.クリームをなじませるため、豚毛ブラシでブラッシングします。

5.乾いた布で乾拭きすれば完了です。

 

文字だけで見ると大変そうに見えますが、慣れてしまえば両足10分もかからずできてしまう単純な作業で、革の風合いや美しさを長持ちさせることができます。

 

気付きましたか?どこにもタワシは出てきていません(笑)

当然ながら、水道水でバシャバシャ洗うのはNGです。

 

スムースレザーのみ使用されているスニーカーであれば上述の通りでOKですが、スニーカーといえば、スムースレザーと起毛革(スエード)が混合されているものや、キャンバス地などのテキスタイルがメインのもの、1足に複数の素材が混合されているものが多いですよね。

そうなると、もう何を使ったらいいのやら…。

 

もちろん、素材に応じたお手入れアイテムをすべて揃えて、パーツごとにお手入れするのは大正解です。

でも、そんな面倒なことやろうとする人はなかなかいないはず。

 

なので、素材を選ばずお手入れできるアイテムを用意することをおすすめします!

〝スニーカーケア〟に特化した製品には、そんな画期的なアイテムが存在するんですよ。


 

タラゴ スニーカーケアシリーズ

タラゴ スニーカーケアシリーズ

異素材のスニーカーにおすすめのお手入れ手順の一例をご紹介します。

 

1.スニーカーダストリムーバーでブラッシングします。

長くてやわらかい化繊毛が隙間に入ったホコリも取り払います。

 

タラゴ スニーカーダストリムーバーブラシ

 

2.スニーカークリーナーで汚れを落とします。

様々な素材に使用可能なスニーカークリーナーを布やスポンジに取って汚れを拭き取ります。ここではスニーカートータルブラシを使うとより効果的です。

 

タラゴ スニーカークリーナー

 

3.保革・保湿のステップは、今現在ではやはり素材に応じたアイテムが必要となります。

スムースレザーにはスニーカーレスキュー、起毛には防水スプレーが効果的です。

 

 

4.スニーカープロテクターで防水ケアをします。

汚れが付着しにくくするためにも、防水スプレーは必須です。

 

タラゴ プロテクター

 

 

使用するアイテムが変わるだけで、基本的な革靴のお手入れとさほど違いはありません。

スニーカーを履く頻度が多い人は、スニーカーケア専用アイテムを揃えることをおすすめします!

スニーカー

チェック項目2.お手入れアイテムとの相性

自分のスニーカーが果たして皮革なのか合皮なのか、はたまたテキスタイルなのか、興味や知識がないと正直分からない人も多いかと思います。

ですが、大切なスニーカーを綺麗な状態で長持ちさせるためには、どんな素材で作られているかは知っておいて損はありません。

購入時にきちんと確認したり、靴箱の表記に目を通しておけば、よっぽどのことがない限りお手入れで失敗することは避けられるはずです。

 

素材ごとの使用を注意した方がいい一例がこちらです。

 

1.皮革製品に界面活性剤

皮革製品に使用可能と記載されているものを除き、界面活性剤系のクリーナーは革を乾燥させたり、傷みや色落ちの原因となる場合があります。

2.テキスタイルに溶剤系リムーバー

メタノールやアルコールといった溶剤系は、色落ちの原因になったり、プリント加工などを傷める可能性があります。

 

じゃあ、キャンバス地には界面活性剤のクリーナーを使えばいいんだ!ということになるのですが、100%安心というわけではないのが靴のお手入れの難しいところ…。

シミの例

シミの例

色移りの例

色移りの例

こちらの写真のように、使用可能と書かれていてもトラブルが起きる場合もあります。

原因は様々ですが、布地と芯を貼り合わせている接着剤がクリーナーを使用した際の水気で染み出しシミになるケースや、刺繍やプリントの色が移ってしまうケースなどが代表的です。

 

決してキャンバス地と界面活性剤の相性が悪いわけではなく、製造過程で使用された資材に反応してしまうことがあるからです。

せっかく準備したお手入れアイテムでこんなことになってしまうのはショッキングなので、必ず目立たない箇所でパッチテストすることをおすすめします。

タラゴ スニーカークリーナーでケア

チェック項目3.スニーカーの状態

お手入れ手順でブラッシングについて記載しました通り、靴のお手入れでブラッシングは非常に重要です。

ですが、スニーカーにキズや摩擦がある箇所を過剰にブラッシングすると、ダメージが悪化してしまうので要注意。

その他にも、亀裂部分に水分やクリーナーが浸透すると、亀裂を進行させる原因となります。

なので、お手入れ前にはスニーカーの状態を隅々までチェックし、愛情をもって大事に扱いましょう。

まとめ

 

スニーカーケアを成功させるには、

1.素材をよく知ること

2.お手入れアイテムをよく知ること

3.スニーカーの状態をよく知ること

 

に尽きます。

正しい方法とアイテムを把握すれば、より一層スニーカーに愛着も湧くこと間違いなしです!